新潟は再び雪が降り出し、朝起きるのが億劫な日が続きます。
さて、先日1月26日に、「マインドフルネスを学んでやってみよう~支援者が普段の力を発揮する気づき~」
研修を開催しました。約30名の参加があり、足元の悪い中多くの方々に支えられて開催ができました。
今回は、今話題の「マインドフルネス」。マインドフルネスとは、「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、
評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」と定義されています。今回は、東京の大澤昇氏を
お呼びして、「学んでやってみよう!」ということで研修会となりました。
「援助者は自分の器以上の援助はできない」というモットーをお持ちの大澤先生。
講義ではマインドフルネスの流れ、定義、効果、語源等を学び、その後に実践が行われました。
ボディースキャン、呼吸瞑想、振子瞑想、歩く瞑想、食べる瞑想を行いました。
スタッフクリスがやってみた感想は、、、「意図的に意識を集中するって大事なんだな~」ということです。
特に感じたのは「食べる瞑想」です。その日はレーズンを使ったのですが、このようにレクチャーがありました。
まず、レーズン1粒を手のひらに載せてください。そして、どんな見た目なのか、しわがあったり、重さも感じます。
農園で育ってきた様子なんかも想像してもいいです。次に、触ってください。かたさ、やわらかさ、どんなさわり心地か、
重さも感じてみてください。次に、匂いをかいでみてください。どんな香りがするか感じてください。
次に、唇に載せて、唇で触感を感じてみてください。次に、口の中に入れてみて、舌や口全体で感じてみてください。
どんな味がするでしょうか。次にじっくりと、ゆっきり噛んでみてください。また違った味が出てきます。
じっくりと噛んで、味わってみてください。良く噛んだら、次に飲み込んで喉を通り過ぎていくのを感じてください。
食べる瞑想とは、このようなものらしいです!じっくりと味わう事で、なんと、ダイエット効果もあるそうです。
忙しく日々を過ごしている私たちは、こんなにゆっくりじっくり食べ物を味わうことを忘れているな~と感じました。
週に1日は、朝、昼、夜のご飯を、じっくりと味わってみたいですね。
とにかく、、、マインドフルネス研修会は、そんなことを思わせる会だった!?かなあーと感じています。
呼吸しかり、食べることしかり、日々の動作を意識してやってみると、何か物事が違って見えてくるかもしれませんよ!?
スタッフクリス