先週金曜日、1月27日にJTin新潟2017がほんぽーとにて行われました。
来場者は65名で、行政の皆さま、関係機関の皆さま、サポステ利用者の皆さま、多くの方が来られました。
当日は開会挨拶、実績説明、JT体験者インタビュー、大討論会、卒業生のその後のビデオ、新規受入先企業紹介の
順で会が進められていきました。今回の目玉はなんといっても、大討論会!
「果たしてJTをすると本当に就労できるのか!?」
お聴きになった方はどのように思ったのでしょうか。企業側の意見、体験者の意見、体験して就労した方の意見、
それぞれの立場から、「なるほどな」と思える意見が飛び出し、「これが正解!」というものはありませんでした。
本当に就労できるのか、という問いに対して、African Bakery Cafeナミテテの工藤様は、
「就労目的の不在」というフリップを出されました。なぜ働くのか、なぜジョブトレをするのか、
その問いに対して本人なりに答えられる必要がある ということをおっしゃられました。
確かに、、、と思うのですが、耳が痛いな、という方がいることも知っています。
「JTは働くためのきっかけの一つ」と言ったのは元JT生で現在正社員として活躍されているNさん。
Nさんは、「私はJTをして、たまたま声をかけていただいて、アルバイトとして採用してもらい、そこで正社員になりました。
JTをした人が確実に働けるようになるというのは言えませんが、わたしの場合はそのきっかけになりました」と
答えました。確かにそうです。数字を見ても、JTをしてその後体験したJT先の就職した方は約3割です。
(↑体験者インタビューの動画上映の様子。)
確かに繋がるきっかけとなっていると言えます。ただ、そうでなく、就労できずにいる方がいることも事実です。
今回の会を開催したことがきっかけで、一人でも多くの方が「JT、やってみようかな」と思っていただけたら幸いです。
また、JTを受け入れてくださる企業様が多く必要とされていることも知って頂けたかと思います。
そしてJTが若者の就労支援のツールとして必要とされていることも周知できたのではないかと思います。
多くの方の協力のよって成り立っているJT。今後もますますご声援のほど、よろしくお願い致します。
追伸:ボランティアとしてお手伝いいただいたサポステの皆さま、本当にありがとうございました!素晴らしい動きで感動しました。